筋トレと相性が悪いもの

筋トレと相性が悪いものって考えた時に、すぐ思いつくものがあります。それが飲酒です。アルコールです。

以前は、毎日晩酌していました。なにかに理由をつけて毎日飲んでいましたね。今日は給料日だから飲もうとか、今日は週末だから飲もうとか。週末飲み始めると、金、土、日と飲んじゃうんですよね。で、平日は今日は疲れたから飲もうってことになっちゃいます。

そうなってくると、筋トレしている時間なんてなくなってしまいます。仕事が終わったら、飲むために全力で帰って、途中でつまみとお酒を買って、お風呂に入って、一杯開始です。

で、だいたい深酒になるので、翌日はぎりぎりまで寝ているので、筋トレなんてしている時間は皆無です。このサイクルの繰り返しなので、一生筋トレする時間が確保できないわけです。

お酒を飲んでも筋トレをするという人がいますが、飲まないよりは効率は悪くなることは間違いないと思います。アルコールは筋肉を溶かすなんてことが言われています。それが本当かどうかはよくわかりませんが、自分がお酒を飲んでいたときと、やめた後では、確実にお酒をやめた後の方が、筋肉がつきやすくなっています。

鏡で自分の体を見ると変わってきているのが、目に見えて分かる感じがします。

実際、アルコールをやめたほうが、筋トレをする時間が確保しやすく、筋トレをしっかりと行えているというのもあると思います。

どっちにしても、アルコールは飲まないほうが筋肉はつきやすくなります。

毎日飲んでいるなら、休肝日を作って、その日だけでも筋トレや運動を行うと少しずつですが、変わっていくことができると思います。

最初は、本当に少しずつでいいんです。0か1かは天と地ほどの差があります。0は一年経っても0ですが、1づつ続けていけば、1年で365です。全然ちがうのです。毎日の少しずつの積み重ねが、人生を変えていくのです。

人は変われると自分は思っています。なぜなら、底辺のような自分でも変われたからです。毎日350mlのビールや発泡酒を6缶飲んでそれでも足りないから、焼酎やウイスキーを飲んで潰れて寝るまで飲み続けるという生活をしていた自分が、今ではお酒をやめ、筋トレできているんですから。だから誰でも変われると思います。

自分は病院へは行きませんでしたが、行っていたらおそらくアルコール中毒と診断されていたでしょう。なぜなら、お酒を飲み始めると潰れるまで飲み続けてしまうから。で、次の日も飲みたくなる。少しでも飲んでしまうとコントロールがきかないので、潰れるまでやめられない。だからお酒を飲むのをやめることを考えました。

完全にやめることができるまで、本当に長い時間がかかりました。急にはやめられないので、どうにか飲まない日を増やしていくようにしました。10年くらいかかってなんとか家で飲まなくてもよくなりました。そこから数年かかってようやくお酒を完全にやめることができました。

今、そこまで飲んでいなくても、お酒を少しでも飲んでいる方なら、誰でもアル中になる危険性があります。どんなタイミングでお酒がやめられなくなるかなんてわかりません。強いストレスを感じた時にお酒に頼ってしまうと本当に良くないです。

それよりも、別の運動などの方法でストレスを解消する方法も知っておくべきです。お酒じゃなくてもストレスは解消できます。逆にお酒じゃない方法の方が安全です。

お酒に依存していないなら、依存する前にやめたほうが、すんなりやめられると思います。今はソーバーキュリアスというお酒を飲めるけど飲まない選択をしている人も増えてきました。

飲酒は今後、今の喫煙と同じような感じになるのではないかと思っています。タバコは本当に吸う人が減りましたよね。

お酒をやめて、本当にいろいろなメリットを感じています。下痢にならないとか、飲まないからそもそも二日酔いがないとか、睡眠の質が上がったとか、お金がかからなくなったとか、日々だるくないとか、気分があまり落ち込まなくなったとか、太らなくなったというか、痩せたとか、健康診断の結果が良くなったとか、あげればきりがないです。

結局のところ、健康診断を受けて言われることといえば、
・たばこはやめましょう
・お酒は減らしましょう
・運動をしましょう

これだけなんです。あと、食事に気をつかいましょうですが、飲まなくなると暴飲がなくなるし、暴食も減ると思います。飲み会後のシメのラーメンとか食べなくなるし。

多分、筋トレ続けていると、たばこもお酒もやめられると思いますよ。

自分は、「禁酒セラピー」という本を何回も読んで、なんとかお酒をやめることができました。もし、お酒をやめたいけど、どうしてもやめられない方はぜひ読んでみてください。

「禁煙セラピー」という本もあるので、禁煙したい方はこちらをどうぞ。