社会人になってから筋トレをする習慣なんて全くなかったので、筋トレをする習慣を身に付けるのに苦労しました。同じことに悩んでいる方が、少しでも筋トレを継続できるようにまとめておきます。習慣化について、本なども読んで勉強もしたので、少しは役に立つかと思います。
筋トレとかダイエットって、やろうと思ったその日は、やる気があって少しきつめな筋トレメニューでもこなすことができるのですが、翌日になるともうやる気がなくなって、何もやらない状態になり、その次の日もやらないという感じでした。
で、自分が思ったのが筋トレのメリットをしっかりと理解して、継続できるような方法で、やる気の力とか意思の力に頼らない方法で筋トレを継続していくというのが良いのではないかと思いました。
まず、筋トレのメリットについて。
キーストーンハビットという言葉を知っていますか?これは、習慣の力という本に出てくる言葉です。キーストーンハビットとは、ある一つの習慣を変えることで、他の習慣も変えることのできる習慣のことです。
著者は、運動する習慣がキーストーンハビットであると言っています。
定期的に運動をする習慣のある人は
・食生活が向上する
・職場での生産性が向上する
・喫煙量、飲酒量が減る
・同僚や家族に対しても寛大になる
・クレジットカードを使う回数が減る
・ストレスが減る
なぜか、運動とは関係のない上記のような変化も起きてくるそうです。だから、運動習慣を身に付けるということは、生活の色々な面において、プラスの効果が期待できる行動なのです。
自分も筋トレを始めて、習慣化してきたら、確実に飲酒量が減っていきました。理由は、筋肉にはアルコールは悪影響があるようなのです。せっかくがんばって筋トレしてもそれを無駄にしてしまうような行動をするのは、もったいないなと思ってしまったからです。飲酒量が減るということは、その分の出費も減るということです。筋トレは、本当に良い習慣だとつくづく思います。
次に、どうやって筋トレを習慣化するかということです。
そりゃ、初めからジムに行けるようなら、ジムに行った方がいいのですが、全く筋トレの習慣のない人が、初めからジムに行っても、すぐに行かなくなるのではないでしょうか。
なぜなら、ジムに行って筋トレをするというのは、かなりハードルが高い行為だからです。まず、ジムに行く為に、家で準備をする。タオルやトレーニングウエアやシューズ、飲み物を準備。休日なら外出できるように、髪を整えたり、女性ならメイクもするでしょう。
準備ができたら、家からジムまで移動します。徒歩なのか自転車なのか、家からジムが遠い場合は、電車や車での移動になります。
ジムについたら、トレーニングウエアに着替えて、ようやく筋トレが開始できます。これを習慣化するには、かなりのやる気や意思の力が必要なのではないかと思います。
なので、筋トレを習慣化するには、家で、何の筋トレでもいいので、1日必ず1回行う。1回というのは、例えば、腹筋1回だけ。始めはそれだけをやる。1回だけならできそうだと思いませんか?逆にやらなすぎなのでは?と思ってしまうほどだと思います。でも、この1回が天と地ほどの差があるのです。0か1か。0とは全然違います。これが、生活を変える、人生を変える一歩になるのです。
できれば、起きたらやるとか、やるタイミングを決めておくといいです。歯磨きのように食後に行うと決まっていると忘れにくいです。知り合いの方は、トイレに入る前に必ずスクワットをすると決めている方もいました。
スクワットのように、立ってできるトレーニングなら家以外でもかまいません。スクワットや、ランジ(片方の足を一歩前に出して、足を曲げるトレーニング)なら、どこでもできます。ちょっと恥ずかしいけど、電車を待っている時にもできます。スクワットやランジが恥ずかしいなら、つま先立ちだっていいのです。
1回の筋トレを3ヵ月間毎日行う。3ヶ月間できれば、その行動が習慣化し、やらないと逆に気持ち悪くなってきます。歯磨きと同じです。
まず、たった1回の筋トレを続けることだけを考える。1回やって、まだできると思えれば、少し回数を増やしてやる。でも、嫌になるほどはやらない。やれる範囲でやるけど、無理はせず、必ず毎日やる。
忘れないようにするために、アプリで通知させたり、記録するようにします。今では、継続する為のアプリが無料でダウンロードできます。いい時代になりましたね。
アプリで記録をつけておくと、後で見返したときに達成感を味わうことができます。今まで、筋トレなんて全くやってこなかったけど、3ヵ月も続けることができたという自信にもつながります。
続けることさえできれば、あとはしめたものです。少しずつ、トレーニングメニューを増やしていったり、ジムデビューしたりとステップアップしていくこともできると思います。
この筋トレの習慣を身に付けることができれば、他にやりたいことにも少しずつ取り組んでいくことができるのではないでしょうか。この習慣化させる方法はおすすめです。